
cat ./posts/home-garden-automatic-watering-safety.ja.md
自動水やりを始める前の安全設計:センサー・ポンプ・停止条件
# M5Stack Unit Wateringの観測結果をもとに、自動散水を有効にする前の校正、短時間の試験、停止条件、未確認事項を整理します。
grep -R tag ./posts

cat ./posts/home-garden-automatic-watering-safety.ja.md
# M5Stack Unit Wateringの観測結果をもとに、自動散水を有効にする前の校正、短時間の試験、停止条件、未確認事項を整理します。
grep -R tag ./posts
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土の水分値が画面に出て、ボタンでポンプが動けば、自動水やりは完成したように見える。
だが、植物を任せられる状態との間には、まだ大きな距離がある。
安全上の前提: これはM5Stack Unit Wateringを使った目視下の短時間試験を始める前の設計記録です。公式ページに連続運転時間、空運転、屋外防水の保証は見当たらないため、これらを推測して無人運転へ進めません。
2026年7月21日の確認では、土壌水分センサーと単一ポンプの状態APIは応答した。
その時点でhome-workerの自動判断は無効、散水閾値は未設定、プロセス起動後の成功した自動判断件数auto.watersは0だった。この件数は手動散水、ESPへの直接操作、別タイマー経路を含む総散水回数ではない。
この記事は稼働中システムの一時点を記録したもので、長期運用実績を示すものではない。
接続先、配線番号、認証値は公開していない。

*写真: 状態APIと接続している栽培スペースの実機構成。*
2026年7月21日の単一コントローラー確認では、一つの土壌水分センサーと一つのポンプの報告状態を取得できた。
ポンプの操作経路もあるが、その確認では実際のポンプ作動や送水までは確認していない。
home-workerの自動化状態には、センサー値、ポンプ状態、閾値、散水時間、監視間隔、クールダウンとauto.watersが含まれる。auto.watersはプロセス起動後に成功した自動判断だけのin-memory件数で、全経路の散水履歴ではない。
確認時点の状態は次の通りだった。
| 項目 | 2026年7月21日の状態 | 意味 |
|---|---|---|
| センサー | 値を取得できた | 読み取り経路は応答している |
| ポンプ | API上はOFF | 物理停止と非送水は未確認 |
| 自動化 | 無効 | 自動散水しない。閾値も未設定で乾燥判定は構成されていない |
| 閾値 | 未設定 | 乾燥判定をまだ確定していない |
home-worker自動判断件数 | プロセス起動後0回 | 手動散水・直接操作・別タイマーを含まないため、総散水履歴は示さない |
これは故障報告ではない。
安全な初期状態として止めているとも解釈できるが、その意図まではAPIだけでは確定できない。
土壌水分センサーが返す生の値は、製品、土、挿し方、電源、温度によって変わる。
生のセンサー値を、そのまま水分の百分率として解釈することはできない。
閾値を決める前に、少なくとも次の二点を同じ鉢で測る必要がある。
一度の測定ではなく、数日分の幅を見る。
センサーを抜き差しした場合は、同じ校正をやり直す。
また、閾値の前後でポンプが細かくON/OFFしないよう、散水後の待機時間と再測定を入れる。
「乾いたら水を出す」ではなく、「値を検証し、短く出し、待ち、もう一度読む」が一巡である。
自動散水を有効にする前に、処理を次の順番へ固定する。
最後の判断が重要だ。
タンクが空、チューブが外れた、センサーが抜けたという状況でポンプを繰り返すと、植物より先に床やポンプを傷める。
ソフトウェア側には、最大運転時間、一日あたりの上限、連続実行の禁止、手動停止を持たせる。
物理側には、低電圧のポンプ電源、逆流対策、受け皿、漏水しにくいチューブ固定を用意する。
無人運転へ移る前に、人が見ている状態で乾燥から散水、停止、再測定までを複数回確認する。
現在の運用構成には、センサーとポンプを持つ独立したESP コントローラーが二つある。home-workerのgarden proxyは設定された一方だけを対象にするため、その応答が成功しても二つとも正常とは証明できない。状態確認では各コントローラーの/statusを読み、接続、raw moisture、pump、safe モード、faultを別々に確認する。
二つの鉢は乾き方が異なる。センサー、ポンプ、散水時間、閾値、クールダウン、記録を鉢ごとに分け、一方の異常が他方を巻き込まない上限を設ける。単一proxyの成功や一方の自動判断件数を、二鉢全体の状態・総散水履歴として扱わない。
現在の状態から自動化へ進むなら、いきなり自動化をONにはしない。
植物は毎日同じ速度では乾かない。
だからこそ、固定時刻だけの散水よりセンサーは役立つ。
ただしセンサーを付けた瞬間に賢くなるわけではない。
測定、停止、再確認まで設計して初めて、留守中にも任せられる自動水やりになる。
公式仕様で確認できるのは静電容量式センサー、5W pump、5V pinなどです。連続運転時間、空運転、防水等級は記載されていないため、本文では未確認条件として扱います。